飛行機のチケットの基礎情報
海外旅行には欠かせない「航空券」。でも、扱い方が良く分からない。。という方が多く
弊社でも良く質問を受けます。
そこで「航空券」の取り扱い方について、ご紹介したいと思います。
■航空券 と 「e-ticket(イーチケット)」って、違うもの?
・原則的に、航空券=e-ticketです。同じものを表しています。
■航空券(e-ticket) と「搭乗券」って違うもの?
・はい。これは、違います。
!では、そもそも航空券(e-ticket)って何?
航空券(e-ticket)とは、予約した内容が一覧になっているものです。
※航空会社からメールで届く場合がありますが、その場合、メールの文面に長々と予約内容や、手荷物や、運賃既定等が書かれていることがあります。それも e-ticketと表示されてあれば「e-ticketすなわち航空券」と同じという事になります。
そして、この内容を印刷したものが「e-ticket控え」です。
これが皆様の手元にあるものですね。
その名の通り、これはあくまでも「控え」なんです。
皆さんの予約内容自体は既に航空会社の「予約システム」に登録されているのです。
だから極端にいうと、実は旅行に持っていかなくても大丈夫なものなんです。あくまでもお客様の目で確認しやすいように、紙に印刷しているだけなんです。
「e-ticket控え」がなくても,空港カウンターでは「予約システム」でパスポート氏名から予約内容を割り出し「搭乗券」を出すことが出来る、というわけです。
!では、搭乗券(Boarding ticket)って何?
出発の航空会社空港カウンターで、パスポートと一緒に上記「航空券(e-ticket)」を提示し、予約確認が出来てから出される「搭乗する際に必要なチケット」です。しかしこれは、原則、今から乗る飛行機の分しか出されません。(注:ただし、同日に乗り継ぎして他の飛行機を利用する場合で、しかも同じ航空券に記載されている飛行機の「搭乗券」も、出されるので、出発時、2、3枚の搭乗券を受け取る事もあります。)
基本的に、飛行機に乗り込む際、これが無いと乗れません。
手荷物検査や、出国手続きを終え、ほっと一安心して免税店等で買い物したり、お茶飲んだりしている間に無くす人が、たまにいらっしゃいます。。これを無くすと、かなりやっかいなので気を付けて下さいね。