京おんな、町のまにまに。
京都の町を歩いて
「なんや、こんなところにこんな店がいつの間にか出来てるんや。。」
とか思う事が、最近多くなってきた。
旧花屋町を歩きまわっていた時も、ふと見つけた、何かわからへんけど洒落た空気が漂う店の様な雰囲気のこの外観。 ちょこっと背ぇ伸びして覗いてみたら、中は住まいの佇まい。
「お店とちゃうにゃろか。。。」
と思うてたら、中からお店の人が出てきはった。私に気ぃつかはって(気付いて)
「ここ、最近出来た町家宿泊施設なんですよ。よかったら観てって下さい。」
と、標準語でほのぼの声かけてくれはったので、取りあえず中を見せてもろた。
「へえ。。こないなってんのや」
窓の内側は、うちにもあるような段。キレイに柿渋が塗ってある。まるでディスプレイや。
「ちょっと上がらしてもろてえぇのんですか?」と、ずうずうしいやろうと思いながらも好奇心に勝てへん私。 そそくさと靴を脱いで上がらせてもろた。
「いや!えぇ感じの台所ですねぇ。タイルの色が御洒落やわぁ。私、この色ものすご好きですわ。」
「ベッドですか!?枕がふわふやですやん!お布団も気持ち良さそうやわぁ。。優しい木ぃの色もえぇなあ。。こんなとこで寝たら、ええ夢みそうですねぇ。。」
「洗面所、二つもあるんですか!?広々してて、、、え!?洗濯機と乾燥機も!?住んでるみたいに泊まれるゆーわけですね?」
「こんなとこにも湯のみ茶碗が!?コップの代わりですね。和みますわ。。」
「いや、ほんまに突然すんませんでした。そやけど。。。ちょっと旅行したみたいな気分になって、えぇもん見せてもらいました。 ほんまにおおきに。」
京おんなが気にいる京の町家。こんなとこに泊まりたい思わはったら
チェルカトラベルに連絡しとくれやす。丁寧にご案内しますさかい。
-京の町のまにまに-