バリ島 フォーシーズンズ サヤン
女性がひとりで旅する先として、バリ島が選ばれる事は結構多かったりします。
断然、カップルが多い中、ひとり女性旅客が年々増えるのは、やはり1人でもリーズナブルに高級感を味わえる事じゃないかと思います。
数年前に私が仕事で訪ねたバリ島では、3か所のホテルにひとり滞在をしました。
スミニャックではWホテル
大人POPでFUNKYな様子は、当時シンプルなラグジュアリーが好きだった私には衝撃の部屋。
おもちゃのようなビビッドカラーのクリームがたっぷりのカップケーキが部屋にサーブされ、バスルームにはカエルの置物が幾つか並び、、、壁はパープルだったかと。テレビを付けると爆音でロックが流れてきた。引いた。笑
ジンバランではアヤナリゾート
広大な敷地を持つこの巨大なラグジュアリーリゾートは、白を基調にした清潔感溢れる環境。ロマンチックな仕掛けが沢山あって、ハネムーナーにぴったり。断崖に設置されていて、ロープーウェイで行きつくロックバーが有名ですね。ここは気にいって、そのあと何件か立て続けに御客様を送客したっけ。
だけど、、中でも取り分けお気に入りだったのは「フォーシーズンズ サヤン」
まず夕方の薄暗い入り口からのアプローチにノックダウン。生い茂る熱帯樹林の間の細い小道がホテルまでの誘導路。両サイドにはキャンドルが灯されて、、、ホテルへの期待が膨らむ。。
やっと到着したロビー(というかメイン棟)は、オープンエアー。奥にはこっくりと深い緑が広がる森。
夕けの湿気とうす暗いライティングと、どこかから漂う良い香りに陶酔しながら、ウェルカムドリンクのカクテルに、これまたうっとり。 しばらくふかふかのソファーに埋もれながらチェックイン手続きを待つ間、思わず深く眠ってしまいそうになる魔法を振り払いながら、カートでバトラーが部屋に誘導してくれたっけ。
だけど、、カートから降りるように促されたのは森の中。そこには睡蓮が2つ3つポツリと咲いた四角い池があるだけ。。。ちょっと怪訝な顔をしている私を横目に、バトラーはその池を横切り「ついて来て」と手招きしたと思ったら、とたんに見えない階段を降りはじめる。。。
バトラーを追いかけて廻り込み、10段程の階段を降りると、木の重い扉が開けられた。
眠気も加勢して、私は目の前に広がる景色が一体何を表しているのか理解すら出来ないでいたと思う。
扉の奥に見えだしたのは、こんな景色。またどこかの棟のロビーに着いたんだわ、、と。
きっと、何人かスタッフがいて、ここから部屋の案内がまた始まるに違いない。疲れてるのになぁ。。
中に入ると、ほら、こんなに広い。あっちがレセプションかな?あ、ディベッドもある。
優雅なレセプションだこと。でも早いこと鍵もらって、、、
へえ、、そっちは、水が張ってるのね。なんてロマンチック。
近づいてみて分かる。。。これって、、
プールでした。。。ってここでこんな小さなプールに誰が入るのかなーと。
いやあ。。まさかの。
これが、わたしくに用意されたヴィラタイプのお部屋だったのです。。びっくり。
1人で寂し過ぎるとは思いましたが、それより何より、、全てのパーツが素敵で。
そのセンスにリアル脱帽。
どう考えてもカップル仕様に紛れもなく、、、
ですが、私は夢のような時を過ごしたのでした。
バリ島では、こんなラグジュアリーで夢のような御部屋使いが、驚くほどリーズナブルに体験出来ます。
流石にこのヴィラタイプは行き過ぎかもしれませんが、でも、、体験したい方はこっそりチェルカトラベルにご相談下さい。 もう「いつか」は止めて、今すぐ、旅の支度を始めてしまいましょう。